わきが対策

【失敗例から学ぶ】ワキガ手術の前に必ず確認すべき注意点

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ワキガは手術で治る?

ワキガの手術方法としては主に4つあります。

術後にすっかり治るかどうかは、どの手術方法を選択するかにも大きく依存しています。

剪除法

1つ目は「剪除法」です。これは脇の皮膚を4cmから5cm程度切開し、そこから皮膚を裏返してアポクリン腺を除去するという方法です。

目視しながら少しずつ作業を進めていくので、丁寧に施術する病院であれば80%以上の確率でワキガの症状がなくなります。

ただし、切開する範囲が比較的広いので、術後は入浴や運動に関して制限があります。

とはいえ、日常生活に支障をきたすほどではありません。

シェービング法

2つ目の手術方法は「シェービング法」です。

クアドラカット法とも呼ばれるこの方式は、脇の皮膚を1cm程度切開して、そこから剃刀(シェーバー)を差し込み汗腺を削っていきます。

剃刀の横には吸引チューブが付いていて、削ったアポクリン腺はそこから回収されます。

切開する範囲が狭いので、回復までの期間が短くて済むというメリットがある一方で、剪除法のように視認しながら切除するわけではありません。

そのため、手術の結果は作業を担当する医師の技術と施術時間に大きく依存しているという特徴があります。

超音波法

3つ目は「超音波法」です。

これは超音波メスを皮下に挿入してアポクリン腺を切除するという方式です。

皮膚の切開範囲は1cm程度なので、やはり回復にかかる期間が短いというメリットがあります。

一方で、こちらの手法もアポクリン腺を目視しているわけではありません。

そのため、メスによってどれほどアポクリン腺が除去できるかは施術する医師の腕に掛かっているという点も覚えておきましょう。

ミラドライ

4つ目は「ミラドライ」と呼ばれる手術方法です。

これはマイクロウェーブを皮下に送りこみ、汗腺にある水分を振動させて熱を発生させることで汗腺そのものを破壊するという方法です。

皮膚にメスを入れる必要が無いので体への負担が少ないというのはこの手法の大きなメリットと言えるでしょう。

ただし、どれほどアポクリン腺が破壊されたのかに関して施術中に確認する方法がありません。

ですから、ワキガがすっかり治ったかどうかに関しては、術後の経過を見て判断することになります。

ワキガ手術の失敗例

ワキガの手術で失敗する原因としては「施術の時間が短すぎる」「施術の範囲が短すぎる」「効果が無かった」の3パターンが挙げられます。

施術の時間が短すぎる

施術の時間に関しては、おおよその目安として片側1時間が通常とされています。

これ以上施術時間が短いと、効果が高いとされる剪除法であってもアポクリン腺を十分に取りきることは難しいでしょう。

シェービング法や超音波法でも同様で、作業時間が短かったために汗腺が十分切除されず、ワキガの症状があまり、あるいはほとんど改善しないという事例が多いのです。

こうした失敗事例では、施術部位の内部が傷や瘢痕となって残ってしまい、再手術をする際に大変面倒な作業が必要となります。

施術の範囲が短すぎる

2つ目の施術範囲が狭いというのは、シェービング法および超音波法の手術で少なからず見られています。

これらの術法は石灰範囲が1cm前後ということで、女性を中心としてとても人気があります。

医師の側もできるだけ傷跡を残さないようにと意識して施術するのは良いものの、中には傷跡のことばかりを意識してしまい、切開する範囲を非常に狭くしてしまうということがあるのです。

そうなると、剃刀や超音波メスを差し込んでも切除を十分に行うことができません。

施術時間が短ければ失敗のリスクはさらに高まります。

結果として、剃刀や超音波メスで汗腺に傷を付けるだけで切除はできずに終わってしまい、ワキガの症状は一向に改善しないということが起こるわけです。

効果が無かった

症状改善の効果が無かったとされる事例において、要因として挙げられるのは医師の技術や施術したマシンのパワー不足などでしょう。

加えて、アポクリン腺が脇周りにどれほどあるか、という点にも大きく依存しています。

大抵は脇の中心部に汗腺が集中しています。

ただし、人によっては脇の周りから胸部に至るまでアポクリン腺が隙間なく存在していることがあります。

そうなると脇のアポクリン腺を切除しても胸部のアポクリン腺から臭いが流れ込んできてしまうので、術後に改善を実感できないということになるわけです。

こうしたケースでは、脇から胸にかけて大きく切除する必要が生じるということを覚えておきましょう。

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ワキガの手術に不安な理由

ワキガの症状で苦しんでいるのに、手術を受けることをためらう人がいます。

その理由としては「お金がかかりそう」「恥ずかしい」という2つの点が挙げられるでしょう。

特に、手術と聞くと莫大な費用が発生するのではと不安に感じる人は少なくありません。

確かに、シェービング法や超音波法などは健康保険の適用外となるため、30万円から50万円前後の実費が発生します。

とはいえ、剪除法に関しては保険の適用が可能であり、実際の支払額としては4万円から5万円程度です。

もちろん、術後の通院費用などは別途必要となるものの、この方法を選ぶなら比較的安価で手術を受けることができます。

ワキガの手術を受けて誰かに知られてしまったら恥ずかしいと考えてためらう人もいます。

とはいえ、ほとんどの手術は日帰りで受けることができ、その後の日常生活に大きく支障をきたすようなことはほとんどありません。

ですから、周囲の人は手術を受けたことにすら気付かないでしょう。

また、病院は個人情報保護を徹底しており、同じ病院内にいる人であっても他の人がどんな理由で診察を受けているのかを知ることは基本的にできないので漏えいのリスクは限りなく低いということを覚えておきましょう。

ワキガは手術をしないで治せるの?

手術をせずにワキガの症状を克服するのは非常に困難です。

とはいえ、症状を改善することは可能です。

例えば、医療脱毛をすることで脇毛が生えてこなくなると、雑菌が繁殖しやすい環境が失われるので、臭いが改善されます

また、脱毛時に照射されるレーザーによって汗腺もダメージを受けるので、アポクリン腺からの分泌量も減ることでしょう。

除菌クリームの活用

もう1つの方法は除菌クリームの活用です。

汗が分泌されても雑菌が繁殖しなければ理論上ひどい臭いが発生することはありません。

ですから、除菌クリームを脇周りへ定期的に塗布することで症状は改善するはずです

最近では制汗効果を持つ除菌クリームも数多く登場しています。

ただし、すでに汗をかいている状態で処理せずにクリームを塗っても効果はありません。

ですから、クリームを塗布する前に、除菌シートなどで綺麗に拭き上げるようにしましょう。

ただし、これらは対処療法であり、アポクリン腺の数を減らしているわけではないということも銘記しておくのが賢明です。

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